iPhone6からiPhone SE(第3世代)に機種変更

今まで7年間使っていた「iPhone 6plus(iOS12.5.5)」は、通信速度は遅いやら、電池の持ちが悪くなるやら、最近のアプリがインストールできないやらでもう限界でした。そんな折、新しい「iPhone SE(第3世代)」が、2022年3月9日にアップルから発表されたので機種変更を決断しました。(発売日は3月18日)


ちなみにBCNが調査したデータによると、2021年に日本で一番売れたスマートフォンはiPhone SE(第2世代)と発表しています。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone 12 mini(アップル)
4位 iPhone 12 Pro(アップル)
5位 AQUOS sense5G(シャープ)
6位 iPhone 13(アップル)
7位 Galaxy A21(SAMSUNG)
8位 BASIO4(京セラ)
9位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
10位 Reno3 A(OPPO)

やはり、指紋認証、ホームボタンが使いやすいのと、コストパフォーマンスがとても良いのが人気のようです。
それに、軽くて手のひらに収まる丁度良いコンパクトサイズですね。

「iPhone SE(第3世代)」はいくらで買える?

機種は決まったので、iPhone SE(第3世代)の安売り情報を調べてみたました。ところがどこに聞いても芳しい安売り情報がありません。あるのは、通常の乗り換えMNPの場合に2万2000円の割引と、端末購入プログラム「スマホトクするプログラム」の約1万2千円引きぐらいでした。
どちらも希望しないので、auのオンラインショップの128GBタイプを定価7万5190円で購入することとしました。

auのオンラインショップでの価格
モデル 64GB 128GB 256GB
価格 65,335円 75,190円 93,720円
ドコモのオンラインショップでの価格
モデル 64GB 128GB 256GB
価格 65,230円 75,097円 94,248円
ソフトバンクのオンラインショップでの価格
モデル 64GB 128GB 256GB
価格(分割時) 67,680円 74,880円 90,000円

Amazonでの価格
あとamazonで「Apple iPhone SE(第3世代) 128 GB SIMフリー 5G対応」が 円で購入できますが、当時はスターライト(128 GB)が品切れだったので見送りました。
携帯事業者(キャリア)は変えずに、本体のみの機種変更する場合、AmazonでSIMフリー端末を購入し、新しい端末に契約しているSIMカードを入れ替えるだけで機種変更が可能です。

iPhone SE(第3世代)のスペック一覧

iPhone SE(第3世代)を、前モデルであるiPhone SE(第2世代)、また軽量でおすすめのiPhone 13 miniと比較してみました。

iPhone SE(第3世代) iPhone SE(第2世代) iPhone 13 mini
ディスプレイ 4.7インチ 4.7インチ 5.4インチ
解像度 1,334 x 750ピクセル解像度、326ppi 1,334 x 750ピクセル解像度、326ppi 2,340 x 1,080ピクセル解像度、476ppi
高さ/幅/厚み(mm) 138.4/67.3/7.3 138.4/67.3/7.3 131.5/64.2/7.65
重量 144g 148g 140g
カメラ 12MP広角カメラ 12MP広角カメラ デュアル12MPカメラシステム:広角、超広角カメラ
動画 4Kビデオ撮影
1080p HDビデオ撮影
720p HDビデオ撮影
1080pスローモーション
4Kビデオ撮影
1080p HDビデオ撮影
720p HDビデオ撮影
1080pスローモーション
4Kビデオ撮影
1080p HDビデオ撮影
ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正(広角)
2倍の光学ズームアウト
最大3倍のデジタルズーム
1080pスローモーション
プロセッサ A15 Bionic A13 Bionic A15 Bionic
RAM(メモリ) 4GB 3GB 4GB
バッテリー容量 2,018mA 1,821mAh 2,406mAh
防水性能 IP67 IP67 IP68
生体認証 指紋認証 指紋認証 顔認証
ワイヤレス充電 ◯(MagSafe対応)
5G通信 ×
本体カラー ミッドナイト/スターライト/レッド ブラック/ホワイト/レッド スターライト/ミッドナイト/ブルー/ピンク/グリーン/レッド
ストレージ容量 64GB/128GB/256GB 64GB/128GB/256GB 128GB/256GB/512GB

セッティング

同梱品の一式

近年のiPhoneには充電器が付属されなくなってきましたが、iPhone SE(第3世代)にも付属されていませんでした。2年前に発売されたiPhone SE(第2世代)には5Wの充電器が付属されていたので、その点は残念なポイントです。一方で、充電ケーブルはUSB-C – Lightningケーブルになっており、iPhone SE(第3世代)は急速充電にも対応しているので20W以上のアダプタを使用すれば30分で最大50%充電が可能です。

  • USB-C – Lightningケーブル
  • 製品説明書
  • SIMピン
  • Appleのロゴマークシール
  • 納品書(申込番号が必要)
  • 新しいSIM

最初のセッティング

4G LTEから5Gへ機種変更電話回線の切り替えが必要です。
電話回線の切り替えは、Web・電話から行えます。

今のスマホからiPhoneへSIMカードを挿し替えます。(eSIMを契約した場合は不要)
SIMカードの挿し替えはそれぞれの端末の電源を切った状態で行います。iPhoneのSIMカード挿入口は本体の側面にあり、iPhoneに同梱されているピンを使って開けられます。SIMカード挿し替え後はiPhoneの電源を入れ、画面の案内に従って初期設定を完了させます。

データの移行

事前の準備はデータのバックアップ以外には特にありませんでしたが、LINEについては「電話番号」「メールアドレス」「パスワード」を確認しておきましょう。

iPhoneからiPhoneへの機種変更であれば、一番おすすめであるのは「クイックスタート」です。

クイックスタート

クイックスタートでのデータ移行は、iOS12.4以降のOSに対応した対応「iPhone 4S」「iPhone 5」「iPhone 5c」以降のiPhone同士の機種変更で利用できます。
写真や連絡先だけではなく、パスワード情報なども簡単かつ一度に移行できるため、一番おすすめの方法ですよ。

なお、クイックスタートでのデータ移行は新しいiPhoneの初期設定の途中で行います。新しいiPhoneですでに初期設定を済ませてしまっている場合は、再度初期化が必要です。

クイックスタートでのデータ移行手順は以下の通りです。

  1. iPhone同士を近くに置いておく
  2. 新しいiPhoneの初期設定を開始する
  3. 新しいiPhoneにクイックスタート画面が表示される
    古いiPhoneの画面に「新しいiPhoneを設定」と表示が出るため、「続ける」を選択します。
  4. 新しいiPhoneの画面に円形の画像が表示される
    古いiPhoneで自動的に起動するカメラを、新しいiPhoneの枠にあわせてうつします。
  5. 新しいiPhoneでパスコードを入力
    古いiPhoneで使っていたパスコードを使用します。
  6. データ移行が完了

新しいiPhoneにApple IDや、データ転送の承認画面が表示されるので承認しましょう。転送完了までしばらく待ち時間があります。新しいiPhoneに「ようこそiPhoneへ」の表示が出ると、データ移行が完了です。

使用実感

今のiPhoneには顔認識機能「Face ID」が搭載され、ホームボタンがないので指先でのスワイプ操作が必須になります。現時点でアップルが販売しているスマートフォンで画面の下にホームボタンがあり、そこに指紋認証センサーが搭載されているiPhoneは「SE」しかないですね。軽くて手のひらに収まる丁度良いコンパクトサイズと最高のコストパフォーマンスが人気のようです。
アップルはiPhone SEを2020年に大幅に刷新して以降、あまり手を加えていないけれども、ほぼどんなアプリやゲームでも問題なく使えるくらいのパワーがあります。

ホームボタン

ディスプレイ上側のベゼルに,インカメラやスピーカー孔とマイク孔を,下側のベゼルには,指紋認証センサー機能「Touch ID」付きホームボタンを配置したデザインは,今となってはクラシックな印象も受けるが,iPhone SEならではの特徴と言ってもいいだろう。物理ホームボタンの存在に,安心感を感じる人も少なくないはずだ。

指紋認証

個人的にはiPhone SEの小ささが気に入っている。片手でも使えるし、どんなポケットにも入り、薄くて軽い。指紋認証機能のTouch IDが使えることもありがたい。認証の際には顔ではなく、指紋を使えたほうがずっとラクだ。
指紋認証なら、iPhoneで決済するときにサイドボタンをぎこちなくダブルクリックして画面をじっと見つめたり、ベッドに寝転がっているときに画面をオンにしようと顔を突き出したりする必要がない。マスクをしたままでもFace IDを使えるようになったとはいえ、それでもたいていはTouch IDのほうが便利だ。

「A15 Bionic」チップ

アップルはiPhone SEに「A15 Bionic」チップを搭載している。「iPhone 13」シリーズに搭載されたチップとまったく同じなので、できることは山のようにある。Twitterから人気ゲーム「My Friend Pedro」まで何もかもがスムーズに動作するし、アプリ間の切り替えもシームレスだ。
この最新iPhone SEは5G通信に対応しているが、iPhone 13や「iPhone 12」とは少し事情が異なる。iPhone 13とiPhone 12はミリ波帯の5Gとサブ6(6GHz以下)の周波数帯に対応しているが、iPhone SEはサブ6のみと格下だ。
とはいえ、それは必ずしも悪いことばかりではない。確かにミリ波帯のほうが通信速度がずっと速いのだが、現時点ではミリ波帯の周波数帯域に遭遇することはめったにないからだ。サブ6の5Gに対応してさえいれば、4G LTEのネットワークより少し速い通信をもっと頻繁に利用できることだろう。

画面の大きさ

iPhone SEのサイズ感は好ましいが、液晶ディスプレイ(LCD)のサイズが4.7インチと小さい。横に並べて比べてみると、画面の大きなiPhone 13のほうがはるかに見やすい。
画面が小さいと、手が大きい人は入力にもひと苦労する。この1週間のテストで、もっと大きめのiPhoneを使っているときにミスした累計数を上回るくらい、入力ミスをたくさん重ねたような気がする。
だからといって、iPhone SEのサイズを大きくすればいいというわけではない。それよりも、最新の「iPad mini」や「iPad Air」を見習ったほうがいいだろう。ベゼル(画面の枠)をスリムにしてディスプレイのスペースをできるだけ広げ、Touch ID用の指紋センサーを電源ボタンに内蔵してしまったのだ。

液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイそのものは決して悪くはなく、屋外でも表示を見られるくらい明るい。とはいえ、グーグルの「Pixel 5a (5G)」やサムスンの「Galaxy A52 5G」などの競合モデルは有機ELディスプレイを採用しており、色は鮮明で黒も深みがある。Galaxy A52にいたってはリフレッシュレートが120Hzで、iPhoneなら上位モデルの「Pro」シリーズにしかないレベルだ。

バッテリー

iPhone SEのバッテリーのもちは、そこそこになっている。ただし、カメラを多用したりナビを使ったり、テザリングしてMacBookをネットに接続したりした日などは、夕方5時になると15%まで減った。それでも低電力モードにすれば、家に帰りつくまで何とかもたせることはできた。
しかし、サムスンやグーグルのスマートフォンなら1回の充電で丸2日近くもつことを思うと、iPhone SEにどうしてそれができないのかと理解に苦しむ。このためヘビーユーザーなら、予備のバッテリーを持ち歩きたい。ワイヤレス充電器でもいい。この価格帯でワイヤレス充電に対応しているスマートフォンは、iPhone SEくらいだろう。

カメラ

第3世代iPhone SEのアウトカメラは,第2世代iPhone SEと同じ単眼カメラで,撮像センサーも変わっていないという。ただ,A15 Bionicに組み込まれた画像処理用プロセッサ(Image Signal Processor,ISP)は強化されており,ISPの能力を生かした画像処理によって,写真の品質が向上したという。たとえば,暗い場所での撮影時に写真の画質を改善する「Deep fusion」や,写真のフィルター機能「フォトグラフスタイル」といった,上位のiPhoneに搭載する機能が利用できるようになったのは,カメラ部分における見どころと言えよう。

まとめ

第3世代のiPhone SEは、従来ながらのホームボタンがあるデザインを重視する人にとっては、十分な性能を備えている。もしiPhone SEの2020年モデル(第2世代モデル)を使っていて満足しているなら、長期的なサポートが約束されていることも考えれば、最新モデルに買い替える必要はないだろう。

※記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

心臓疾患があり、塩分摂取量を控えることになりました。塩分を摂りすぎると体内に水分が溜まりやすくなり、血圧を上げ、心臓に負担をかける原因になるそうです。このため塩分摂取量を1日6g未満の食生活を目指しています。

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