レンジでベイクドポテト 塩分1㌘

簡単!ベイクドポテト。熱々のベイクドポテトを夕ご飯に食べたいけれど、時間がないし面倒臭い?それなら電子レンジでチンしちゃいましょう! 15分以内で、ホクホクの、おいしいベイクドポテトが作れます。

材料 1人分

じゃがいも 1個
バター少々

作り方1 簡易版

1.ジャガイモの皮を良く洗って、目を取り数か所フォークで刺す。
2.耐熱皿に乗せラップして、レンジ600Wで5分加熱します。
3.ひっくり反してさらに、レンジ600Wで5分加熱します。
4.ジャガイモの中にフォークが、簡単に刺されば出来上がりです。
5.上に切込みを入れてバターを乗せ、レンジ600Wで1分加熱します。
6.お好みで、乾燥パセリを乗せて完成です。

※加熱時間は、ジャガイモの大きさにより調整してください。

作り方2 詳細版

1.ポテトの種類を選ぶ
ラセットポテトは、アイダホポテトやベーキングポテトとも呼ばれており、レンジでベイクドポテトを作るのに一番適したジャガイモです。これは、豊富に含まれた糖分が、ジャガイモをホクホクにしてくれるからです。
ラセットポテトがなければ、黄色みを帯びたユーコンゴールド等のジャガイモも適しています。こちらも糖分を多く含んでいて、クリーミーで、多少固めのベイクドポテトができます。

2.ジャガイモを洗う
ジャガイモをレンジでチンする前にしっかり洗うことは、皮も食べる場合には特に大事です。頑固な汚れ等をしっかりと洗い落としましょう。もしあれば、ハケ付きのブラシを使うとよいでしょう。洗った後はキッチンペーパーで水気をふき取って下さい。

3.ジャガイモを味付けする
ジャガイモの皮に少量のオリーブオイルを塗り、そこへ塩コショウをします。こうすると皮がカリカリになって、風味もつきます。

4.ジャガイモをフォークで刺す
こうすることで蒸気が外へ逃げ、ジャガイモが電子レンジの中で爆発するのを防ぎます。上下、左右、どの面も大体3、4回刺すとよいでしょう。または、包丁でジャガイモの表面に深くXの字を書いてください。

5.電子レンジに使用できるお皿にジャガイモを置く
濡らしたキッチンペーパーにジャガイモを包んでからお皿に置いてもよいでしょう。こうするとしっとりとした柔らかい皮のベイクドポテトに仕上がり、ジャガイモの縮みも防ぐことが出来ます。

6.お皿を電子レンジに入れて時間をセットする
調理時間は電子レンジやジャガイモの大きさによって変わってきます。大体、中ぐらいから大きめのジャガイモは、電子レンジ最大出力で8分から12分程度かかります。
まずは電子レンジに5分かけて、一度取り出し、裏返して均等に熱が通るようにして下さい。その時のジャガイモの熱の通り具合によって、更にあと3分から5分レンジにかけて下さい。それでもまだ必要ならば、1分ずつ過熱し、その度に具合を見て下さい。

カリカリのポテトの皮がお好きな方は、電子レンジで5分から6分過熱してからベーキングシートに移し、あらかじめ約200℃に温めておいたオーブンの中に入れて、20分調理して下さい。こうすることで、カリカリ皮のベイクドポテトが半分の時間で出来ちゃいます!

7.ポテトの出来具合をチェックする
ジャガイモの中にフォークを刺してチェックします。簡単にフォークが刺さり、中心が少し固いようなら出来上がりです。過熱しすぎるとジャガイモが焦げたり、破裂することがあるので、判断がつかない時でも、過熱しすぎるよりは多少熱が通りきっていない程度の方がいいでしょう。

8.ジャガイモを5分ねかせる
こうするとジャガイモの中にたまった余熱で芯までしっかりと熱が通ります。外側がパサパサになることなくホクホクしたベイクドポテトにするのにもこちらは効果的です。電子レンジから取り出した後にアルミホイルにジャガイモを包むとさらに速く出来ます。

9.出来上がり
ジャガイモを切って開け、お好きなトッピングを添えてどうぞ。シンプルにバター、塩と、少量の粉チーズをのせても、サワークリーム、ワケギやチャイブとカリカリベーコンをのせてもよいでしょう。チリやフワフワのオムレツと一緒に食べると、一回分の食事としてもいただけます。

アドバイス

1.電子レンジには “ベイクドポテト” ボタンがあることがあります。調理時間等の判断がつかない時にはこちらをどうぞ。

2.お急ぎの場合は、電子レンジが止まったらすぐに切り、お好みでトッピングを乗せ(乗せなくても可)、その後、仕上げに30秒から60秒電子レンジでチンしてください。

3.電子レンジの回転皿を使うとジャガイモに均等に熱が通りますが、回転皿がない場合は過熱中に二度ほど一時停止して、その都度ジャガイモを半回転させて下さい。電子レンジを一時停止する目安として、大体調理時間を三等分して下さい。

4.出力の弱い電子レンジを使う場合は、調理時間を増やして下さい。800ワットの電子レンジは、通常より1.5倍時間がかかります。
ジャガイモを再利用できるクッキングシートで包んでみてください。
同じ方法で、マッシュポテトにする用にジャガイモを”茹でる”こともできます。皮の薄いジャガイモを使って、乾燥させないように気をつけて下さい。ラップをしたり、複数のジャガイモをプラスチックの袋に入れると良いでしょう。

5.電子レンジから取り出すお皿は熱くなっています。タオルや鍋つかみ等を使用して下さい。

6.電子レンジで調理する場合はジャガイモを金属製のホイルで包まないこと。火花が散って、電子レンジの内部を傷めてしまいます。

じゃがいも品種一覧

1.男爵
男爵は形が丸くごつごつした形で、北海道では多く栽培されている品種です。芽の部分が深く皮が剥きにくいといる点もありますが、全国的に人気の品種です。

2.メークイン
煮崩れしにくい品種により、シチューやカレーなどの煮込み料理にも向いており、皮が剥きやすいことから好まれています。

3.ホッカイコガネ
主に加工品として扱われていますが、外見も中身も金色に見えることからホッカイコガネと言われています。

4.キタアカリ
ゴツゴツしていることから、男爵に似ていますが果肉は黄色く加熱調理をすることで、ホクホク感が増します。

5.とうや
芽が浅く大きいサイズが多いので扱いやすく、煮崩れがしにくい品種でポテトサラダにも向いています。

6.ジョアンナ
細長く皮が剥きやすい品種で、甘みが強いものが多くあまり出回らない品種です。

7.トヨシロ
芽が浅いトヨシロはポテトチップスに向いており、長期的な貯蔵に向いている品種です。

8.ベニアカリ
皮が赤く中身が白く煮崩れがしやすい品種なので、コロッケなどに向いています。

9.さやあかね
皮はピンク色ですが、とてもむきやすい品種で煮崩れがしにくい品種です。

10.ピルカ
煮崩れがしにくい品種で皮が剥きやすく、芽が浅いので家庭で扱いやすい品種です。

じゃがいもの生産地

北海道が1番。春に九州でじゃがいもができるまでは、前年秋に北海道でとれたじゃがいもを少しずつ出荷します。

じゃがいも上位県

1位 北海道(ほっかいどう)77.5%

2位 長崎県(ながさきけん)4.6%

3位 鹿児島県(かごしまけん)3.6%

 

※記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

心臓疾患があり、塩分摂取量を控えることになりました。塩分を摂りすぎると体内に水分が溜まりやすくなり、血圧を上げ、心臓に負担をかける原因になるそうです。このため塩分摂取量を1日6g未満の食生活を目指しています。

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